クチキツトノミタケ
バッカクキン科コルジケプス属 Cordyceps stylophora
撮影者:須川,秋田県,2012.10.6
小型の冬虫夏草で目立たないことが多い
- 食毒不明
- サイズ:朽ち木上の高さ1〜5cm
- 発生時期:いつでも見られるが、秋ごろ成熟することが多い
- 発生環境:広葉樹の枯れ木などに潜む甲虫の幼虫に寄生.
- 県内での発生頻度:少ない
- 解説:子実体はツトノミ型、結実部と柄との境は明瞭.よく似た種類にキマワリアラゲツトノミタケがあり、県内ではむしろそちらのほうが多く見られる。同種は全体的に赤みが強く、標高の比較的低い場所に発生する(クチキツトノミタケはブナ林などの奥山に多い傾向がある)。
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